組織学の各論その2

血液の組織学

血液の総論的知識

血小板は、骨髄の(a)__が__したもので、直径は(b)__で寿命は約(c)__日。白血球は顆粒球と無顆粒球があるが共に(d)__顆粒は持つ。顆粒球は核が分葉していて特有の(e)__顆粒を持つ。エオシン好性の(e)を持つ好酸球は(f)__に対する免疫、好塩基球(白血球の0.5%)は肥満細胞を活性化しアレルギーに関与する。(g)__はU字型の偏在した核をもつ細胞であり、リンパ球よりは細胞質比が大きい。

(a)巨核球の細胞質がちぎれたもの (b)2-4um (c)10日 (d)アズール顆粒 (e)特殊顆粒 (f)寄生虫 (g)単球

免疫細胞の知識

造血幹細胞は骨髄系前駆細胞とリンパ系前駆細胞に分かれるが、(a)__、__、__以外はすべて前者から分化する(赤血球、血小板、単球、DCも後者)。骨髄の隙間を骨髄が満たし、造血能がある赤色骨髄は細網線維の組織にある。清吾、脂肪組織に置き換わって(b)__になる。*したがって、骨髄の組織写真では白抜けがあったりする。脂肪がある点で血液と異なっている。赤色骨髄には(c)__毛細血管が侵入する。

(a)T細胞、B細胞、NK細胞 (b)黄色骨髄 (c)不連続毛細血管(特に、洞様毛細血管と言うらしい)

リンパ性器官:胸腺

胸腺は多数の(a)__からなり、このそれぞれに皮質と髄質がある。胸腺の皮質には(b)__があり、__する。胸腺の髄質は淡染で(c)__や__がいる。また特殊な構造として(d)__がある。皮質も髄質も、上皮性細網細胞(それぞれcTEC, mTECと呼ばれる)で構造ができている。

T細胞は胸腺に(ナイーブの状態で)入る時も成熟して出る時も(e)__にある__を通って、血液循環の行き来する。

(a)小葉 (b)Tリンパ芽球(胸腺細胞)があり、98%がポジティブセレクションによりアポトーシスする。 (c)分化したT細胞、樹状細胞 (d)ハッサル小体 (e)胸腺髄質の後毛細管静脈

リンパ性器官:リンパ節の概要

リンパ節は(a)__が集まってできていて、(a)は(b)__や__や赤脾臓や虫垂、全身の結合組織など、そこら中にある。(a)の中心にあったりなかったりするのが(c)__で、これがあるのが二次(a)、ないのが一次(a)である。(c)は大型の未熟なB細胞の増殖の場で、これの分化成熟をつかさどる(d)__も存在する。

(a)リンパ小節 (b)扁桃、消化管(パイエル板など) (c)胚中心 (d)濾胞樹状細胞

*区分はあいまいなところがあるが、MALT=粘膜関連リンパ組織、GALT=腸関連リンパ組織(パイエル板や扁桃も含む)、BALT=気管支関連リンパ組織、などにリンパ小節が分布している、として覚えればよい。

形質細胞は末梢で疎性結合組織などに分布しているが、(a)__性に細胞質が染まるのは__であるからである。また、各周辺のゴルジ体が染色では抜けて見え、核周明庭と呼ばれる。

(a)形質細胞の細胞質は、粗面小胞体が多く(RNAにより)染色では好塩基性に染まる。

リンパ性器官:リンパ節の構造

リンパ節は被膜側から、(a)__、__、__となり、それぞれ__、__、__が存在している。__に存在するHEVは(b)__の血管である。リンパ節全体の構造としては、「門」に小動静脈が出入りし、さらに(c)__もある(輸入リンパ管はリンパ節周囲にもっとたくさんある)。HEVあるいは輸入リンパ管から入ったリンパ球はともに(c)__からリンパ節外に出る。

(a)浅皮質=リンパ小節やリンパ洞、傍皮質=高内皮細静脈(HEV)、髄質=髄索や髄洞 (b)血流にのってやってきたリンパ球が接着してリンパ節に入る (c)輸出リンパ管

*T細胞が主でいるのはリンパ節の傍皮質、髄質にはB細胞、形質細胞、マクロファージなどが多い。

リンパ性器官:脾臓

赤脾臓は血液をきれいにするところで、損傷を受けた赤血球が内皮細胞を通過して(a)__から__に通過できないとき、前者にいるマクロファージに貪食される。

(a)脾索から脾洞へ移動する

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